ツートンカラーになってしまう

包茎手術後の仕上がりでの失敗というと、ツートンカラーになってしまうことが挙げられます。
ツートンカラーの失敗が起こる原因は、手術方法が間違っているケースが多いです。
亀頭を露出させたままペニスの中央の皮膚を除去して縫合すると、傷痕が目立つ場所にできてしまいます。
その結果、亀頭下のピンク色の皮膚、ペニスの根本側の黒ずんだ皮膚との境界線がはっきりしてしまいます。
それで、術後にツートンカラーの状態になってしまうというわけです。
包茎手術後にツートンカラーを治したいと希望しても実現するのは難しいです。
中央にできた傷を隠すために、亀頭側の皮膚を切除して亀頭直下で縫合すればいいと思う方もいるかもしれません。
ただ包茎手術で切除することができる皮膚の量には限りがあります。
術後は皮が少なくなりすぎているので、無理に皮膚を切除すると勃起した際に痛みを感じたり、陰茎が下向きになったりしてしまうのです。
したがって、包茎手術を受ける際は信頼できるクリニックを慎重に選ぶことが大事です。

ケロイドができてしまう

ケロイドも包茎手術後の仕上がりの失敗例といえるでしょう。
ケロイドというのは、皮膚に赤い傷のようなものができて目立ってしまうことです。
特に亀頭直下法で包茎手術を行った際に発生しやすい失敗といえます。
そもそも亀頭直下法とは、亀頭直下の皮膚を切除することで包茎を解消する施術方法のことです。
ペニスの皮は伸びるのですが、亀頭直下の皮膚は皮下組織が全くないことから伸縮性が一切ありません。
したがって、手術後、勃起した際に患部に無理な力がかかりやすくケロイドになってしまうというわけです。
その他にも、亀頭直下法では、包皮の長さに違いがあることからきれいに縫合するのが非常に難しいです。
そのため、技術力が高くないときれいに縫合できず、ケロイドができやすくなります。
術後にケロイドが発生した場合は、その部分を切除することで修正することが可能です。
ただし包茎手術で余剰の包皮が切除されていることから、さらに切除することが困難なケースも少なくありません。

まとめ

包茎手術を受けた後、ツートンカラーになったり、患部にケロイドができたりなどの失敗が生じることがあります。包茎手術では、男性のデリケートゾーンにメスを入れることになります。そのため、美しく仕上げるためにも信用できるクリニックを吟味することが非常に大事です。包茎手術では余剰の包皮を切除するために、失敗すると修正が難しくなる事もあります。したがって、後悔しないためにも慎重にクリニックを選ぶと良いでしょう。